<Header>
<Author: 王維>
<Title: 酬郭給事>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 郭給事（くわくきふじ）酬（むく）ゆ>
<BookPage: 76>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
洞門高閣靄餘輝，
桃李陰陰柳絮飛。
禁裏疎鐘官舍晚，
省中啼鳥吏人稀。
晨搖玉佩趨金殿，
夕奉天書拜瑣闈。
強欲從君無那老，
將因臥病解朝衣。
<End Poem>
<Translation>
奥深い門や、そそりたつ高閣に、夕日の名残が映えてかすんで見える。桃も李も若葉に響いてくる鐘の聲に官舎は晚れてゆく。門下省ではねぐらにつく鳥の鳴く音がひとしきり聞こえたが、役人たちの姿も、もうまばらになった。
しかし給事中の職は期は早くから腰の佩をゆるがせながら宮中におもむき、夕方は詔敕をささげもって青瑣門を禮拜して霸り出られる。君がこの榮職を奉して精勵恪勤につとめていられるのは敬服にたえない。自分もなんとか努力して、君のあとについてゆきたいと思うのだが、こう年をとってはどうにもならない。病氣を理由に、辭職を願い出ようとしているところだ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
奥深い門や、そそりたつ高閣に、夕日の名残が映えてかすんで見える。
桃も李も若葉に響いてくる
鐘の聲に官舎は晚れてゆく。
門下省ではねぐらにつく鳥の鳴く音がひとしきり聞こえたが、役人たちの姿も、もうまばらになった。
しかし給事中の職は期は早くから腰の佩をゆるがせながら宮中におもむき、
夕方は詔敕をささげもって青瑣門を禮拜して霸り出られる。君がこの榮職を奉して精勵恪勤につとめていられるのは敬服にたえない。
自分もなんとか努力して、君のあとについてゆきたいと思うのだが、こう年をとってはどうにもならない。
病氣を理由に、辭職を願い出ようとしているところだ。
<End Formatted Translation>